ぼくは以前会社を1ヶ月休んだことがあります。
今思うとかなり限界がきてたでしょうね。
うつの一歩手前だった
ある日突然朝起きれなくなって食事も取れなくなって、人に会うのが億劫というか怖いというか、何をするにもめんどくさくなって、もう全部どうでもいいやって。
今までもそんな風に思うことはあったんですがなんとか会社行って仕事して、誰でも仕事してれば嬉しいこともあれば嫌なこともあるし、また明日頑張ろう。って思ってたんですがそのころからストレスというか身体は危険信号を発していたんでしょうね。
あとは会社の人間関係。当時社長と社長の奥さんと年上の女性社員の方とぼくの4人。今思うとかなりヤバい状況でした。完全に社長と奥さんの家族経営。好き放題にやってましたね。思い出しただけでも具合が悪くなりそう。
社長との考えのズレも出てきたし、社長の奥さんは自分のことしか考えない人、唯一の女性社員の方に少し話をする程度で社内での会話もほぼない状態。ぼく自身も話したくないからストレスも貯まる一方。
当時は休みもあまりなかったので自分の気持ちにしっかり向き合うという時間もなかったし、毎日の繰り返しの日々に必死で考えないようにしてたんだと思います。
あとは、社員も少ない状況だったので自分がなんとかしないとっていう勝手な思い込みもあったんだと思います。
で、急に会社に行けなくなって、出社はしたんですが身体がきつすぎてすぐに帰宅、そしてしばらく休養をもらうことになりました。
自分がいなくても世界は回る
これ本当に休養してるときに思ったことです。当たり前と言えば当たり前なんですが、当時のぼくは自分が抜けるとみんなに迷惑がかかる、仕事が回らなくなるって考えてたんです。もちろん迷惑はかかったとは思うんですけどね。
けど、仕事を休んで1週間、2週間、3週間経っても会社の人からは何の連絡もありませんでした笑
自慢じゃないですが、新卒で入って10年間無断欠勤や遅刻もなかったし真面目に働いてきて会社にも貢献してきたつもりでした。
それが身体の不調を訴えて休みをもらって3週間経ってもなんの連絡もない。
あっ!自分の代わりなんているし、ぼくが思ってたほど会社はぼくのことは思ってないんだなって。もちろん1人いない分の仕事を3人でやるわけですから忙しいと思います。ただ、LINEでもメールでもある時代ですからね。
逆になんの連絡もこなかったのでぼくも未練も何もなくなりました。
これにより完全にぼくの会社に対する考えは変わりその後退社することになります。
会社やめて不安より得たものが大きかった
ぼくの場合は会社を辞めてから3ヶ月休みました。貯金も少しあったのと奥さんも働いてたこともあり、間に次の仕事の準備などはしてましたがわりとゆっくりしました。
今まで行けなかった子供の行事に行ったり、食事を作ってみたり、散歩したり、昼寝したり。
今まではありえなかった生活をしてみて、自分の本当にやりたいこととか、お金に関する考え方とか、1番大きかったのは家族といる時間がすごく多かったので、これからも家族との時間を大切にした働き方をしたいなって。
朝早くから夜遅くまで働いて、とにかく自分の時間を売ってお金を得る働きかたじゃダメだと。このままだと60でも70でも今と同じように働くことになる。働き方を見直すきっかけや自分の仕事に対する考え方も変わりました。
会社を辞めるとこに対してはもちろん不安もありました。
毎月決まった日にお給料が入ってくるのが無くなるわけですからこの先どうしようって。
けど、それよりも辞めて得れるものの方が自分には大切だなって思っちゃったんですよね。
そう考えたらお金なんて生きてればなんとか生活できるくらいは稼げるし、会社辞めて自分のやりたい生き方をしよう。
もちろん会社を辞めればいいってものでもないですし、続けてればいいってものでもないと思います。
大切なのはしっかり自分で選択してやっていくことかなと。
これからの仕事や人生に悩んでるかたの1つの参考になれば幸いです。
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